KORANIKATARUTOKIDOKI

子らに語る時々日記

The pain passes, but the beauty remains

もう運転するのは懲り懲りだというほどクルマで走り回った金曜日、最後の力を振り絞って風呂に寄ってから帰宅した。しばらく動く気がせずリビングのソファにカラダを沈める。特製の梅干しエキスをペリエで割ったジュースを家内から受け取り、テレビをつけた…

疲れたカラダは家庭の引力にいともたやすく吸い寄せられる

昨夜の飲み会はアウェイの場であった。お世話になっている方からの声掛けがあったので参加した。同日、グレート・ギャツリー主催の地獄谷ツアーもあってかなり食指動いたが先約優先が世の習い。翻意し合流するという訳にはいかなかった。梅田某所イタリアン…

何度会っても楽しいのだから仕方がない

雨上がりの夕刻、場所は長原。ちょうどフォーユー相良さんと入れ違い。表玄関で相良さんはわたしが来るのを待っていてくれた。お疲れ様、と互い声をかけ合った。業務のちょっとした合間、連れとのこんなやりとりひとつで元気が湧いて出る。わたしも頑張ろう…

当たり前のことを当たり前にする

数年に一度の大雨が降る。天気予報を聞いて、じゃあ学校が休みになるかもしれない、長男も二男も多少の期待は持ったようであった。予報のとおり夜半から雨が振り出し、明け方には雨が勢いを増した。ちょうど登校の頃合い、市内に洪水警報が発令された。が、…

そんな男が一人いるだけで

仕事の世界は奥が深く、この歳になっても未知の案件の絶えることがない。直面する度に身構えて及び腰になりつつも何とか終いには組み伏せる。が、自力でどうにかなったというよりは、どういうわけか切り抜けたというのが実感で、ようやく至った安穏に憩いつ…

さあ、さあとお酒を注いだ日曜日

日曜夕刻、弟のもとを訪れた後、近鉄百貨店に寄った。百貨店入口の真ん前に上本町駅の改札がある。ちょうど改札を出た付近、体格のいいおばさんらが声を荒らげつかみ合ってどつき合っている。観光客らは度肝抜かれた様子で遠巻きに見物していたが、ここは大…

恐怖という名の太陽

土曜夜、ペリエを片手に「太陽の下で」を観はじめた。平壌に暮らす一家族の日常を追うドキュメンタリー。もともとはそのように企画された映画であった。が、ロシア制作チームが現地に乗り込んだ時点で、すでに綿密に構成された台本が北朝鮮当局によって整え…

カネちゃんのちょっと待ったでこの店になった

観光客らがする記念撮影の邪魔にならぬよう隅に立って皆を待つ。まもなく午後7時。場所は法善寺水掛不動。まず最初、カネちゃんが現れた。続いてアキオ。時間まで立ち話をしているとメールが来た。セノーとシバテンは既に店で一杯やっているという。今夜飲…

珍しくミナミで待ち合わせ

夕刻、ひとっ風呂浴びてから電車に乗った。千日前線なんばで降りて地上に出て、御堂筋を北に向いて歩く。日が傾いて、風が肌に気持ちいい。今年の梅雨はとても爽やかだ。ミナミの雰囲気も変わったものだ。すれ違う人の半数以上は観光客かもしれない。大丸前…

男二人で鍋をつついた静かな夜

この日は終日クルマでの移動となった。朝一番、まずは南下し松原で業務。続いて北上し、昼は宝塚で過ごす。そして南下し次の目的地は阿倍野。時間を厳守しつつ運転するのは結構疲れる。つつがなく、つつがなく各ポイントを通過していかねばならない。時間が…

向こうの側にいる自分の親友

この日も眠りのお供は映画。前夜に引き続きギオルギ・オヴァシュヴィリ監督の作品。「みかんの丘」というタイトルのとおり舞台はみかん畑である。静かなみかん畑の村がアブハジア紛争の戦乱の渦に巻き込まれていく。戦火を避け多くのエストニア人が故国に引…

向こうもこちらも要は同じようなもの

帰宅後、横になって眺めるように映画「とうもろこしの島」を観た。遙か彼方、コーカサスの地。アブハジアとジョージアが戦火交える最前線、その境に位置する小さな中洲が舞台である。老人が船で中洲に乗り付けその地を耕し、とうもろこしを植えるところから…

大満足の日帰りナニワ観光

日曜午後、千日前線で家内と合流し向かうは難波。部活を終えた二男がそこで待つ。改札を抜けると雑踏のなか制服姿で立つ二男の姿をすぐに捉えることができた。三者足並み揃えて目的地へと急ぐ。開演の時間が刻一刻と迫っている。遅れるわけにはいかない。ソ…

さらば名店

ジュリエッタがなくなる。そう聞いたので、土曜夕刻、家内と西宮北口を訪れた。元祖オーナーが厨房に立つ頃からちょくちょく通ってきた店である。気軽に美味しいイタリアンが楽しめて、そのレベルは他の追随を許さない。だから他のイタリアンには行かなくな…

今放たれた親心が何十年後かに着地する

早く帰っておいで、とメールが来る。今夜は肉を焼くという。まだ日の残る明るい夕刻、ベランダで家内と二男が食事する風景が送られてくる。ステーキの焼き目の香ばしさが写真から伝わってくる。赤ワインを片手に持つ家内も肉を頬張る二男も笑顔満面だ。やっ…