KORANIKATARUTOKIDOKI

子らに語る時々日記

いろいろあるが人生賛歌

日曜日、朝6時。 おなじみのセルフスタンドで給油する。 休日であり、自由の身。 満タンにしてどこへ行こうが誰に咎められるわけでもない。 が、行き先はいつもと同じ。 白み始める空の方に向かってクルマを走らせる。 毎日、同じことの繰り返し。 いつでも…

いま、という時間に押される劣勢

あっと言う間に時間が過ぎていく。 ほんの少しデスクワークし書類を整理し来週の予定を睨んだりした後、ジムで走って戻ると、日が暮れるまであと数時間。 このあとサウナに入りたいし映画も観たい。 買ってある本も読みたいし取り分けた新聞記事に目も通した…

簡潔明瞭こそ男前の本質

駅前に散髪屋があって理容師が三人いる。 店長はまだ若いが他はおじさんが二人。 最初にわたしが通いはじめ、いつしか子らも常連になった。 彼らがまだ幼児という歳の頃のことであった。 彼らなりに自意識芽生え、芦屋の美容室でカットしてもらうといった小…

目に残る形で感謝の気持ち

夕刻、仕事を終え天王寺から環状線に乗った。 実家へと向かう。 電車を降り、駅前の商店街を進む。 以前訪れたことのある花屋に寄った。 予算だけ伝え花を見繕ってもらう。 花束を手に下町の通りを歩く。 花で華やぐからだろう、気分がいい。 この日は母の誕…

男くささが結構いい

幾つも映画を観るが、韓流ものが増えてきた。 一度に複数選ぶなか必ず数点は織り交ぜる。 どれを選んでも外れがない。高いレベルで練られ揉まれたことが窺える力作揃い。 アクションは激しくストーリーは奇想天外。娯楽として楽しく、そこに登場する韓流アク…

あの頃、彼らは小さかった

西九条に大福湯という銭湯がある。 何の変哲もないような下町の風呂屋であるが、ここのサウナは特筆に値する。 かつては連日のように通っていたが、ここ2年ほど足が遠のいていた。 昨日思い立って、久方ぶり足を運んだ。 道中、小雪が舞う。 サウナの前座に…

さらば三連休

真向かいの建物では改修工事が行われ三連休など関係なく人が出入りし着々と作業が進められている。 ときおり何人かと目が合う。 向こうからすればこちらも仕事しているように見えることだろう。 ゆっくりと過ごす三連休となった。 朝、新聞を読みコーヒーを…

優しい肌触りの日曜日

日曜だからストレスレス。 普段よりも早くに目が覚めた。 未明の時刻、事務所へ向けクルマを走らせる。 FMからリストの名曲ラ・カンパネラが流れる。 ピアノの音が耳に心地よく、日曜の出だしに弾みがつく。 ふと昔読んだ新聞記事のことを思い出した。 一人…

息ができる場所

家に風呂はあったが親父が入るのを見た記憶がない。 わたしが子どもの頃、サウナは結構高かった。 だから毎日サウナに入って帰ってくる親父をすごいと思った。 一杯飲み屋についても同様。 「今日は一杯飲んでから帰る」 親父の言葉が子ども時分のわたしの耳…

日常百景

最近一番好きなのは、風呂上がりの時間。 クルマに乗って窓を全開にし炭酸水を喉に流し込む。 冷気が肌に心地よく喉の乾きも一気に癒えて行く。 静かにクルマを発進させると流れ込む冷気の勢いが増す。愛想のかけらもない散文的な風の音ともにしばらく走るう…

安上がりなご褒美

頭をよぎる度、少しばかり気の重くなる業務の日が近づき、とうとう今日、それが当日となった。 体調を整えるのは基本中の基本であるから、昨晩もお酒を慎み早々に寝床に入った。 そのおかげ、朝の四時にはすっきり目が覚め、先手必勝、事務所に入ってからの…

同乗することに意味があった

今年1月2日。 クルマのシートを3列にした。 7人乗りの形にしたのは子らの友人が泊まりに来たとき以来のことであった。 私が運転席で家内が助手席。 後部座席に父と母。 最後尾に息子二人が陣取った。 安全運転でノロノロ走る。 向かうは生駒山上。 そこ…

胸躍るような未知の世界

奈良へと向かう大和路快速がホームに入ってきた。 窓際に座る若い女性がはりつくようにして外を眺めている。 アジアからのツーリストだろう。 笑顔が可愛い。 目が合って、ホームに立つわたしの頬も緩んだ。 旅する彼女にとっては胸躍るような未知の世界。 …

遊びの要素もなくはない

わたしがこなす仕事の大半は、そのうちだんだん楽になっていく類のものばかりである。 楽だからストレス少なく、数をこなせば充実感もあってそればかりしていたいという気も起きるが、そうは問屋がおろさず、折々途方に暮れるような仕事も降って湧く。 だか…

たまには羽目を外して明るいうちから

体調は万全。 このところサウナを欠かさぬようしているからだろう。 昨晩は熊野の郷で汗を流した。 冷え込めば冷え込むほど、体調維持にサウナは効果的であるように思える。 日曜日であるが、週明けに作成しなければならない幾つかの書類のことが気にかかり…

下手すれば最短距離の場所

午前中に用事が何もなかったのでさっさとジムを済ませた。 シャワーを浴びて着替えると間もなく正午。 鮨屋の店先で恵方巻が販売されていて、それを昼にすることにした。 同じく巻寿司を買い求める客のなか見知った顔があった。 ここら界隈で一人過ごしてい…

最良のものは息子に

行方知れずとなっていたジャージが不意に見つかり、代替で買ってあったウェアが不要になった。 一つは新品で、もう一つはまだ2回しか袖を通してない。 アディダスのウェアでデザインは今風。 下の息子によく似合うだろう。 上背と肩幅と胸板。 彼の体躯をこ…

まわりくどいが、当たれば嬉しい

年が明けたと思ったら1月も最終日。 早いものである。 2018年の日常の時間割もあらかた決まって落ち着いてきた。 業務を終えてのスローダウンの時間は、ジム・メシ・フロの三点セットでほぼ固まりつつある。 仕事で焼けてただれた頭を走って整える。 それで…

購読紙を日経新聞に変えた

気がつけば息子二人ともが十代後半に差し掛かり、だからだろう、ふと質問される内容が高度になって、時折は死角を突かれ言葉に窮するという場面が増えてきた。 子らが投げ込んでくるボールに手も足も出ないなど父として面目立たない。 後は老いさらばえる中…

膝つき合わせ腹割って話す

待ち合わせ場所はヨドバシカメラ東側。 道路をはさんで見えるスギ薬局が目印だ。 わたしが着いてすぐ長男の姿が見えた。 スギ薬局に向いて信号を渡ろうとする息子に駆け寄り引き止める。 月曜夕刻の梅田は街へ繰り出す人出と家へ引き上げる人出が合わさって…

仕事の合間に走り書き

のんびり呼吸できた日曜は瞬く間に過ぎ去った。 急な用事が降って湧き月曜特有の憂いと戯れるいとまもなく、早朝から慌ただしい。 つべこべ言わず働き、仕事する自動機械となって課題をこなし、外に出て戻ってまた外に出て戻る。 そうこうするうち、いつの間…

日曜の昼、ただ書いただけの日記

昨夜はルポンドシェル。 赤に白にとワインを飲んで、四日ぶりのお酒だったせいもあるのだろう、朝起きてだるい。 せっかくの日曜、倦怠感を覚えたまま過ごすのは勿体ない。 朝食は取らず、ジムで一汗流すことにした。 テレビの情報番組を眺めつつ、一時間走…

振り向けばそこに死神

予兆はあった。 数ヶ月前のこと。 ジムで走っていると電話が入った。 家内からだった。 クルマを駐車場に停めた後、インロックになってしまって財布が取れない。 いま取込み中なので苦楽園まで助けに行けない。 タクシーを使って家までスペアキーを取りに戻…

無がその場を横切った

ジムを終えて和らかの湯へとクルマを走らせる。 ふところには、抽選引換券が5枚。 これで新春ガラガラくじを一回引くことができる。 他愛のないことであるが、心浮き立つ。 到着し、迷う。 湯に入る前にくじを引こうか、湯を上がってからにしようか。 湯を…

寝顔は笑顔で明日も笑顔

連日飲み会、そんな年末年始は遠く過ぎ去り、ここ最近、酒席はせいぜい飛び石程度。 日常に戻った。 それでカラダも楽になる。 飲んで楽しい酒席の場も連続し過ぎるとコンディションを損なう。 強面の業務が居並ぶ平日に、出だしから不調で臨めば勝利などお…

選択肢を買うようなもの

家族全員がウルトラギガモンスター50GBに入っている。 それでふと思った。 うちの家のWi-Fiにはどんな意味があるのだろう。 月あたり各自50GBもあれば、iPhoneもiPadもWi-Fiにつなぐ必要がない。 家でノートパソコンが使われる機会は極小であり、わざわざ取…

虎を相手にしてこその武勇伝

ひとり事務所で日曜ロードショー。 選んだ映画は『隻眼の虎』。 1925年、日本統治下の韓国が舞台である。 当時、朝鮮虎はやんごとなき方々への最上の献上物であった。 人馬寄せ付けぬような峻厳な山の奥深く、鬼神とも言うべき存在の虎がいた。 捕獲するべく…

Keep Calm and Carry On

かつての因習的な社会ではいずれ女性は妻であり嫁であり母でありという役割を三位一体で担うことが前提とされ、それと対になって男性は夫であり婿であり父であるという立場を負うことになった。 三重の結合であるから厄介と言えば厄介であるが、強固だと言え…

観終えたあとでジンと来た

一人で過ごす土曜日。 デッキに映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』をセットした。 高い評価を得ている。 それ以外なにも知らずに見始めた。 心の奥深くまで染み入ってくる、素晴らしい作品だった。 数々の場面、登場人物、そしてその地に寄り添う海をこ…

生きてるだけで丸儲け

いつもどおり朝4時に目が覚めた。 一夜明け、体調は元に戻ったようだった。 始発を待ち電車で事務所に向かうことにする。 週末土曜、家にいてもすることがない。 昨晩のこと。 仕事を終え、ジムで一汗流した。 いつも着るジャージが見当たらず、かといって…