KORANIKATARUTOKIDOKI

子らに語る時々日記

永不止歩 "KEEP MOVING"

上海では買い物も楽しんだ。 もはや安かろう悪かろうの国ではない。 世界の工場として機能したかつての裏方役は、経験値を高めモノづくりにおいて自身の付加価値を看板にできる域にまで到達した。 歴史にその価値を裏打ちされた伝統工芸品だけだなく、いまや…

旅がもたらす好作用

結局、飛行機の出発が予定より3時間遅れた。 11:50pm、一日の終わり間際に関空に到着することになった。 機内の窓から見える空港ターミナルは整然とした光を放って美しかった。 日本に着いた途端、不通だったLINEが通じ息子がくれた写真を目にすることができ…

大幅な遅れの真っ只中

最終日の朝もホテルのプールで泳いでコンディション整えた。 悔い残らぬようタクシー駆って小籠包、豆腐料理、各種甘味、ラーメンなど食の行脚に繰り出した。 けずり麺入った鶏ガラのラーメンがあってこれは日本のラーメンに伍するレベルであった。 足つぼ&…

上海の締めは夜景

この日、まっちゃんに上海を案内してもらった。 運河をフェリーで渡る。 見晴らしのいい場所でビールを傾け 夕食は上海蟹のコース料理。 絶品をまっちゃんが振る舞ってくれた。 ハイレベルな美味堪能し紹興酒を飲み干した。 乳がんに対応できる日本人医師は…

日曜日の朝

ホテルのプール開くのが朝6時。 わたしは一番乗りだった。 天窓から朝の陽射し降り注ぎ水しぶきがキラキラ光る。 監視員以外誰もいない、水の音だけ満ちる空間でたっぷり泳いだ。 シャワーを浴びコーヒー飲もうと近くのスタバを探すが多すぎて訳が分からず結…

知略家揃いの国

様々な連絡手段のうちGmailはわたしにとって主要幹線のようなものである。 だからそれが不通になると情報が遮断されたも同然となる。 Yahooメールは届くがGmailは音信不通。 お盆の頃合いなのでわたしに向け発信されたメールは閑散としたものに違いない。 実…

夜の散歩

上海の強い光が夜空を照らす。 週末土曜、人混みの分厚さは尋常ではないがわたしたちの足取りは軽い。 桃源郷本店で夫婦横並び、足ツボマッサを受けまさしく嬉しい悲鳴をあげたばかり。 雑技団顔負けの手技により全身すくう疲労全てを抜き取ってもらった。

朝の散歩

早朝から散歩に出た。 家内とともに外灘に向けて歩く。 地元の方々集うような食堂やら屋台で腹ごしらえを済ます。 太極拳するご婦人らを横目に 間もなく上海のアイコン 夜も再訪しようと決めた。

規制は本当のことだった

ホテルのWi-Fi感度が悪いのだろうかと酔った頭で思っていたが一夜明けて気づいた。 ここは中国。 規制がかかっているのだった。 中国ではグーグルもツイッターもフェイスブックもラインもインスタも使えないのだ。 検索ブラウザをヤフーにし、ツイッターはし…

至れり尽くせり

空港のゲートを出るとそこにまっちゃんの姿があった。 いまなら間に合う。 まっちゃんがそう言って前を行きわたしたちはその後をついていく。 最高時速460kmリニアの最終便が間もなく出発するところだった。 まっちゃんのガイドがあってこそ間に合った。 お…

まっちゃんが迎えに来てくれる

まもなく関空に向けクルマを走らせる。ここからしばらくはずっと家内と行動をともにする。だから当分つぶやくことも日記を書くこともままならないという状況になる。そもそもつぶやいたり日記を書いたりといったことは一人であるからできることであり、誰か…

「わたし」というその場限りの現象

お盆休み直前だからだろう。電話の数が減り日々の業務がシンプルになって御しやすくなる。静かであって心穏やか。休暇の前のこの間延びした雰囲気はなかなかいい。業務を終えいつものとおりジムで汗を流し近くの風呂に入ってから帰宅する。こんな夜は映画を…

3人合わせてうちの一門

妹家族が今年の夏もまた海外へ飛び立った。毎年毎年、選ぶ場所が興味深い。今回はオーストラリア大陸を半月かけてまわるという。妹夫婦はバカンスを楽しみ、成長過程の子らにとっては見るもの聞くもの全てが糧となる。家族として出会ったからには旅行ほど素…

運は味方につけることができる

電車での道中、『逆説のスタートアップ思考』(馬場隆明さん著、中公新書ラクレ)を読みはじめ、「不合理」な方が合理的との第一章から引き込まれ、ペラペラ流し読みするつもりが結局熟読することになった。最も印象に残ったのは第四章。「運」についてまる…

実は幾種類もの時間が流れている

前に座るのは、フリーのコンサルタント。その熱弁にわたしは引き込まれた。コンサルタントが言う。かつては勤め人だった。自分のことをエリートだと思っていた。が、あるとき労基法に目を通す機会があって確信を得た。ほどよく手加減するため。それが労基法…

コツコツ静かな日常を積み重ねていく

いつもは2号線を通って帰るが、この日は淀川花火大会が行われる。うっかり迷い込んでしまうと動けなくなる。43号線に向かうことにする。クルマを走らせていると急に視界が一変した。雨であった。何が起こったのか一瞬分からないくらいの大量の雨が一気に降…

そこで感じた何かがいつか意味を有することになる

ジムに通いはじめてかれこれ4週間。33期夏会と安本会のときに休んだだけであとは欠かさず日参している。自身のカラダの丈夫さに感心し、この歳になって親に感謝の念も湧いてくる。何事もカラダが土台。カラダの頑丈を実感することは何にも優る喜びかもしれ…

何の役にも立たないが面白い

時間があれば映画を観る。ジムで動いて汗が引くまでの時間や子を迎えるまでのちょっとした待ち時間などにDVDをセットする。小一時間あればそれが二回で一作観終えることができる。ここ最近、これまでと趣向異なる映画を選んだ。面白い映画ばかりであったが時…

区切ることが継続を生む

桃に生ハムを乗っけってワインを飲む。なかなかいける。たまたまの巡り合わせでみてもらった占いについて家内と話し合う。占いを頼みにしたことなど一度もないが、耳あたりのいい言葉を聞くのは悪くない。そうであったのかとにやつきながらワインを傾ける。…

無尽蔵に手数湧き出る何か

すべてがうまくいくわけではない。場合によっては不本意な報告を耳にすることもある。手を尽くしてのことであれば縁がなかったと諦めもつくが、たいていこういう場合は単に配慮と努力が足りなかっただけの話、目が行き届かなかったと悔やんでも後の祭り。し…

綿菓子がとろりふっくら膨らむように

久方ぶり、我が家に近所の弟分が訪れた。いまは海外で暮らすため疎遠になったが、小さな頃はうちの坊主らとよく公園で遊んだものだった。兄貴分の一人であるうちの長男が顔を出し、よお久しぶりと盛り上がる。サイズの合わなくなった兄貴分の服のうちいくつ…

声なき声を感知する

日曜夜、子らは留守である。家内と二人。わたしがリクエストしこの日も餃子を焼いてもらった。二人して餃子をつまんでビールを飲む。このところご老人の話を聞く機会が増え、家内の二万語も趣き異なるものとなってきた。わたしたちが疎いだけでつぶさに見れ…

会話も役割も子の成長に伴ってその姿かたちを変えていく

夏休みだから家の前の公園では毎朝ラジオ体操が行われる。ボランティアとして家内はその運営を手伝うが、わたしはラジオ体操の時間よりもはるかに早く家を出るのでその様子を目にしたことがない。初日には160人を数えた参加者も僅か数日の時を経ていまは80人…

今となっては遠い遠い昔の話

過去のカレンダーをスクロールしていて、やたらくっきり色濃い箇所があったのでそこで手を止めた。数年前の年末年始の記憶がまざまざとよみがえってきた。いまでこそ何事もなかったように平然と暮らしている。が、そのときは、すべての瞬間が容赦ない緊迫感…

自分の足で歩いてこそのハッピーアワー

7月11日の朝日新聞に漫画家の西原理恵子さんのインタビューが掲載されていて、いつか読もうとそのページだけ取り分けていた。今日になってやっと。客先へ向かう電車のなかで目を通した。『今ね、人生で一番幸せなの。80歳までこののま幸せだと思ったら、笑い…

どんと来い

かなり忙しい。若気の頃なら弱音吐いて愚痴でもこぼしたことだろう。しかしいまや中年真っ盛り。弱音や愚痴が何の足しにもならないと骨身に沁みている。弱音は更なる弱体化を招き悪循環を連鎖させる。愚痴も同様、まるで毒物。ちらとこぼすだけで暗雲垂れ込…

一難去ってまた一難のキンチョーの夏

強制されてのことであれば労役と化して、ジムなど続かないだろう。嬉々として取り組む運動がたちまち苦しいものとなり、単なる日課が悲痛な色を帯びてくる。そうなると運動後のひと風呂も酸鼻な水責めといった話になりかねない。仕事も同じようなものに違い…

ただ書いただけの日記4

大阪市内ならどこでも電車で行けるという訳ではない。線路の敷設は進んでいても実際に人を載せた電車が通るのはまだ当分先、といった地域がある。それでわたしは市内へとクルマで繰り出すことにした。運転しつつ知ることになる。今日は天神祭。不思議なこと…

音楽に彩られた日曜日

日曜もジムを欠かさない。この日もColdplayの世界にひたって走った。いい音楽に身を浸しながら走るのは一種の官能体験と言えるだろう。ただただ気持ちがいい。時折、鳥肌が立つ。U2のサウンドをはじめて聴いた10代の頃を思い出す。Coldplayといえばかつて家…

桃太郎の映る写真を金太郎に転送した

7月9日を初日にかれこれ2週間になるが休んだのは14日の夏会の日一日だけである。三日坊主圏はすでに突破しジム通いは習慣になったと言っていいだろう。その代わり、以来、和らかの湯へ足を運ぶことがなくなった。一つ習慣が根付けば、押し出されて消える習慣…

離れてはいても同じシーンのなかにいる

南森町で電車を降りエスカレータに乗ろうとしたとき、右後方から誰かがこちらに走り寄ってくる気配を感じた。戦慄覚え身構えたが、カラダをぶつけてきたのは家内であった。たまたま同じ電車に乗っていてわたしを見つけ走り寄ってきたのだった。わたしは仕事…

放課後の時間がいつまでも続く

本屋で時間を潰していると偶然33期の友人と出くわした。聞けば赤本を買いに来たのだという。先日の夏会では子らの受験話で盛り上がった。まだ当分先のことだが彼も男子の父としていずれ当事者になる。それでこのところは赤本買って算数の問題を解いていると…

忙しく楽しい

水曜日はエクスカージョン。この日はウェールズの首都カーディフを訪れたようである。深夜に息子から連絡が入ってそれで目覚めた。向こうは夕方。家内とともにラインの画面を注視し、そこに映る風景のなか過ごす息子に思いを馳せた。どう?と聞く親に対し、…

いったい何と戦っているのだろう

大阪下町育ちであり、親も輪をかけてのコテコテ生粋の下町っ子。なおかつ別段東京などで暮らした形跡もない。それなのにそんな相手から大阪弁とはまるっきりトーン異なる山の手言葉が発せられると心持ち耳に障って居心地悪く感じられることがある。実際もし…

続けることに優るものなく道はまだまだ続く

連休最終日、家内はメキシコ料理に腕を振るった。ジムから戻った長男が先陣切ってタコスを手に取った。頬張りながら何度もうなずきサムズアップし彼は絶賛の意を表した。明日の朝食もこれでいい。彼はそう言った。わたしも彼に続く。トルティーヤのパリッと…

血湧き肉躍るアナザーワールド

日本語のメールが来ると鼻白む。そう長男から言われ、以後、英語でメールするようになった。一年ほど前のことである。当時、彼はカナダのゲルフに滞在していた。極寒の時期であり、学校のプログラムとは別行動。単身乗り込み、現地校に転入する形で地元生徒…

子育てが一段落し視野が外に開いていく

ジムでトレーニングしているとこちらに真っ直ぐ近づいてくる人影があった。家内であった。ジムのセキュリティをかいくぐっての予期せぬ出現でありわたしは大いに驚いた。市内でヨガを終えての帰途、事務所近くの商店街で買い物しようと思ったが財布を忘れた…

大阪星光33期夏会2017年

夏会やから行かなあかん。知らせがあったときセノーくんは即座そう思ったという。このことから察せられるとおり、大阪星光33期夏会は恒例行事として定着しつつあると言っていいだろう。だからついこの間みなで顔合わせて食事したばかりであっても、夏会だよ…

健康リテラシーは子が勝る

帰宅し果肉たっぷりの梅ジュースを飲む。滅多にお酒を飲まなくなって、家で飲むものが様変わりした。たっぷり運動し湯につかり、カラダ喜ぶ健康ジュースを毎夜飲む。若い頃からこんな風に暮らしていれば、もうちょっとマシな男になれたのかもしれない。大学…

他人から奪い取って保つ類の自尊心

駅を降り、いったん家に立ち寄る。昼過ぎの時刻、直射日光のもと歩くと頭が吹き飛びそうなほどの暑さである。涼を求めて家に駆け込んだ。ちょうど家内も戻ったところだった。この日午前は地域ボランティアの活動があってお年寄りのため料理を振る舞ってきた…

男子特有の簡潔手短な応答

仕事を終えジムに寄る。たっぷり走った後、マシンを渡り歩いてカラダの各所パーツをバーストさせた。なんて素晴らしいひとときなのだろう。ジムの手狭なシャワーは使わず近所の銭湯の広々とした湯船に身をひたす。カラダをたっぷり動かした後は特に、湯上が…

習慣化という方程式

鞄に水泳セットを忍ばせ行き先にプールがあればそこで泳ぐ。駆け出しの頃はさほど忙しいわけでもなかったので、そんなのどかな過ごし方が可能だった。いつしか煩忙の波が押し寄せそんな牧歌的な日常は掻き消えた。それでも週末はそこそこの距離を走るなどし…

カラダが歓喜した日曜日

日曜の午後。家内に連れられジムに行く。かねてからその連行は宣告されていた。運動不足のわたしを見かねてのことだろう。わたしとしては気が進まず何かと理由をつけて先延ばしにしきた。ずらり並ぶマシンのどれ一つとして操作したことなく勝手が分からない…

一人旅が始まった

なかなか寝付けないようなので横並び寝転がってあれこれ話す。はじめての一人旅であり遠路行くことになるから緊張するのも当然だろう。独り言のように彼が言った。イッテQみたいなもんやね。言い得て妙。まさにそのとおりである。いろいろ考え巡らせイッテQ…

一緒に旅立つかのような気分

仕事を終え宝塚から梅田に向かう。海外用変換プラグの購入をすっかり忘れていた。出発は明日に迫る。空港でも買えるのだろうが便が朝早いから気ぜわしい。いまこのタイミングで買い求めるのがベストだろう。しかしプラグ一つの購入もここ梅田では簡単なこと…

旬の時期がまだこの先に待っている

出会いに恵まれる。それがこの仕事の醍醐味だ。この日お目にかかった事業主もたいへん魅力的な方であった。ご夫婦で二人三脚、いつのまにやら10期目を数えここが節目とわたしに声がかかった。今後、その二人三脚に混ざって歩みをともにし、あれやこれやとお…

疲労のあるとき、ないとき

疲れが溜まるとろくでもない。朝なのに勢いが出ず、なんでもない作業でさえ億劫に感じる。疲労物質が気の巡りを阻害しているのか感度鈍ってすべてがおぼろに感じられる。これで無理をすれば事態は悪化し鬱症状を招くということになりかねない。その昔、日頃…

Wherever you go becomes a part of you somehow.

まだ当分先のこと。そう思っていたが、数日後には出発となる。その胸中を想像してみる。一人で東京へ行く、といった話とは異なる。はるかに遠く言葉も簡単には通じない。ちょうどいま期末試験の真っ最中。試験に集中しつつも間近に迫った渡航のことが頭をよ…

誰かに大事に思ってもらえることほど嬉しいことはない

そんなこともあるのだろう。何にでも終わりがあって、人間関係も例外ではない。大半の人間関係は天寿全うするかのような円満な別れを迎えるのだろうが、なかには突然死もあるようだ。兄貴分として慕う方がいた。子分のように付き従い酒場で深夜まで過ごすこ…

息子の夢はわたしの夢

仕事が長引いたのでひとり夕飯を済ませて帰ることにした。特に頭に浮かぶ店もなかったので、帰り道にある回転寿司に入った。その昔、たまに通ったようなチェーン店である。いまや子とも家内とも来ることはないが、わたし自身はどちらかと言えば嫌いではない…