KORANIKATARUTOKIDOKI

子らに語る時々日記

少女の視線は私に釘付け

信号待ち。

ママチャリの後部席に座る女の子が振り返って私を凝視する。

無表情で見返すも凝視を止めない。

それほどの男前でもなければ奇天烈な風貌でもない。

あまりに私が幸福だからであろうかと思い当たる。

信号が変わり遠ざかる彼女に笑顔で手を振った。

左右向きを変えつつ彼女はずっと私を見続けた。