KORANIKATARUTOKIDOKI

子らに語る時々日記

阪神高速で間一髪

家内から聞いた話である。

二男を送るため今朝の8時前、家内は阪神高速神戸線を東へ向かっていた。

阿波座の合流に差し掛かるカーブで、前をいくトラックが突如横転し、右に流れて行く。

とっさに左側にハンドルをきって、そこをすり抜けた。

しかし後続車は何をとち狂ったのか、かわすどころか横転したトラックにそのまま突っ込んで行った。

凄まじい衝突音で地が揺れ、同時に炎があがるのが右後方に見えた。

まるで映画のアクションシーンである。

さしずめ家内は危機を間一髪切り抜けたヒロインといったところか。

炎上したとなれば大事である。しかしテレビつけてもそんなニュースはなくラジオの交通情報も何も触れない、ヘリの音も聞こえない。

同乗していた二男に実はどうだったのか、聴取しなければならない。

つづき

先ほどの話について顛末を報告しなければならない。
家内が遭遇したという阪神高速神戸線阿波座合流地点でのトラック横転玉突き炎上事故のことである。

眼前でトラックが横転し右壁面に激しく衝突したその瞬間、左に僅か空いたスペースをすり抜けることができたのでそのあとたて続く玉突き事故を家内は免れた。

家内からの電話でそのように私は聞かされ雨模様のなか炎上し黒煙あげる車列に思いを馳せたのだが、それよりも月曜朝はひどく忙しく私は途中で電話を切ったのであった。

さっき二男が私に教えてくれた。
ママが電話で、全部うっそでしたーと笑って言おうとしたその瞬間に電話が切れた。

私はオチを聞く前に電話切り、その与太話についてニュースを探しネットを検索しヘリの音に耳を澄ませTumblrに投稿したのであった。

私を驚かせるための全部ウソということであった。

驚きのあまり人に吹聴せず済んだことが不幸中の幸いであった。