KORANIKATARUTOKIDOKI

子らに語る時々日記

小学校最後の運動会で大金星を得る。


仕事場を15:30に出発し、家内が予約した焼鳥人気店に到着したのは17:45。
カウンターに座って家内の到着を待つ。

私のジャージ姿が奇異なのか周辺の客と一瞬目が合うが、しかしすぐに目を逸らされる。

まだ5時台なのに店は混み合い満席だ。
みな上機嫌で焼き鳥を頬張りビールをぐびぐび飲み干している。

6年ほど前、幼稚園ママ友に美味しいと家内が勧められ、来店したことがあった。
当時は今以上に美味しいものばかり食べる日常であったので、やや物足りず以来足は遠のいていた。

今回は家内がご近所さんに勧められた。

昔より美味しくなったらしいと家内が言うので、それで再訪となった。


家内が現れる。
ビールを頼んで、すでに記載終えた注文書を店員に渡す。

待ちながら今日の運動会のビデオを見る。

遠目のアングルからビデオは始まるが、すぐに二男の姿を見つけることができた。

聞けば、うちの長男が現れたのかと周囲のママ達は思ったらしい。
ごつさで有名だった長男に負けず劣らず、二男もごつくなっている。

先日、学校の水泳大会の様子をビデオで観て、長男の体躯に見惚れた。
そして、今日は二男に眼を細めるのだった。

男は頑丈がなにより。
見事育ちつつあるガタイをガーンとお披露目するだけでも運動会には十分意味がある。


運動会のメインイベント。
騎馬戦のとり。
東西大将の対決。

相手はスポーツ万能。6年最強の相手だ。

容赦ないどつきあいのように手を繰り出し合う。
周囲は勝敗の行方に固唾飲む。

乱戦を制し先に帽子を奪ったのは二男の方であった。

相手は負けるはずがないと高を括っていたようだ。
呆気に取られ心ここにあらずの時間を滞空している。

ビデオ撮影する家内の横にちょうど相手のママがいて、その声が入る。
えっ。

小学校最後の運動会。
二男は大金星で締め括ることができた。


ちゃんとした焼き鳥を食べようと家内を促し、席を立つ。
甲子園口駅前の老舗「たくみ」へといざなう。

手羽先、かわ、どんどん、とりみ、うずら、つくね、と次々頼む。
眼前炭火で焼かれた各皿どの串も、そこらを凌駕する。
家内も納得の様子だ。

お口直しを終えて、帰宅する。
今度はリビングの大画面で、運動会を再び流す。
そのまま過去のライブラリーにあたってラグビーの試合などを見ていると、登場人物である二男に続き長男も帰宅した。

画面から目を離し、実物の二人と言葉を交わす。
さてさて、ウイスキーで飲み直しといこう。