KORANIKATARUTOKIDOKI

子らに語る時々日記

たった半月前の事なのに遠い昔の懐かしい思い出のような一日


1が並んだ1月11日、上六にクルマを置き、朝6時の特急に乗り換えて伊勢に向かった。
朝8時過ぎ、お参りされる人影がすでにお宮前に列をなしている。

晴れ渡る空の青と神宮の樹木の緑の明瞭な色合いはまさに神々しく、厳かな面持ちで家内と並んで本宮へと進む。

外宮を巡って手を合わせ、間もなく交通規制が始まるという道をタクシー駆って内宮へ向かった。
前倒し前倒しで動き、予定よりも早く、大混雑に見舞われる前に参拝を済ませることができた。

内宮門前のおはらい町をぶらりと歩き、すし久に入って手こね寿司を食べる。
これがこの日の朝食となった。
美味しいのはもちろん、店の造りに趣きあって、まるで「遠くへ行きたい」の1シーンのようであるなあとあちらこちら見渡しながら一口一口箸を運んだ。


時間に余裕ができたので、内宮を後にし、歩いて駅方面に引き返した。
買物しながら歩いていると、沿道にあったミタス伊勢というスパの看板に目が留まる。

お参りした後で風呂に入る、これもまた乙なことであろう。
ミタス伊勢を目指し、線路を挟んで外宮とは反対側にある静かな街中を歩く。

途中、地元民らしき客層で賑わううどん屋を発見する。
知る人ぞ知る名店に違いない。
風呂あがりに寄ろうと家内と話し合った。


ミタス伊勢は素晴らしかった。
今後伊勢に寄ればここでの入浴は外せないものとなるだろう。

たっぷり湯につかり程よくお腹もこなれた。
先ほど見つけたうどん屋「まめや」に向かう。

ネットで見れば創業大正12年、まもなく百年という長きに渡って暖簾続く歴史ある名店である。
実際、只者では済まないうどん屋であった。

伊勢うどんは、これまで食べてきたなかダントツの美味しさであり、家内とともにお代わりを注文した。
なにせ出汁が奥深い。
柔らかな伊勢うどんだけでなく、腰があるという味噌煮込みうどんも注文してみた。

味噌煮込みのアルデンテ具合は絶妙で、歯ごたえがたまらない。
子の姿を思い浮かべる。
いまの時間、長男はラグビーで二男は塾。
今度は子を連れ必ず再訪する、私はそのように固く誓って、ほどよく硬い麺を大満足ですするのであった。


特急が上六に到着する。
前受校の合格発表の時間が迫る。

クルマに乗り換え、給油し終えた後、時間となった。
ネットで結果を見る。
合格発表はいつだってなんだって最大限の緊張を伴う。

愛光合格。
前日の函館ラ・サールに引き続き無事合格であった。
前日は墓参りを終えた後ちょうど発表の時間となってこの日同様、家内と二人車中で合否を確認したのであった。

本番の命運を占う前哨戦とも言える前受2校を長男のとき同様二男も無事に通過した。
So far, so good.

さあ、間もなく本番だと息詰まるようなとある一日のいち断片、今では良き思い出の1シーンとなった。

f:id:otatakamori:20150603173641j:plain