KORANIKATARUTOKIDOKI

子らに語る時々日記

中学受験するなら重症化回避のためインフルエンザ予防接種は不可欠であろう。


北新地、かさね。
夕刻七時。
カウンター席に腰掛ける。

左横に喫煙者が座っている。
西から東へと流れる偏西風のように、タバコの煙が私たちの席にダイレクトに押し寄せてくる。
吐き出されたばかりの煙は濃厚で目に沁み喉につかえる。

何気ない風に左手で煙を払うが、隣のおじさんはこちらの嫌気を感じ取る繊細さは持ち合わせていない。

まるでそこが喫煙室であるかのようにおじさんはやたらスパスパ煙草ばかり吸う。
料理や酒などお飾り程度、口数少なく、連れとの会話も弾まぬ様子。
だから際限なく煙草の本数ばかりが増えてゆく。

食事が美味しいのがせめてもの救い。
それにしてもいまどきここまで煙まみれのおじさんというのも珍しい。

煙草についてあからさま異議唱えるのも無粋であり、ここはひとつお店側で煙草SOSを汲んで席の移動なりしてもらえるとありがたい。

そうなれば心ゆくまでおいしい料理が堪能でき、更に料理がおいしく感じられるようになるだろう。


早いもので9月。
いつの間にかインフルエンザ予防接種のシーズンが近づきつつある。

去年は二男が中学受験に臨む年であったので抜かりなく予防接種を受けた。
地元西宮、わしお耳鼻咽喉科での受付は10月15日からだっただろうか。

10月下旬に一回目、そして四週空け11月下旬に二回目の注射を受けた。

インフルエンザについては、万一罹ったとしても治療薬があるので大事には至らないにしても、もし重症化してしまえば受験自体に与えるマイナスの影響は深刻だ。

受験当日を元気に迎える。
これこそが真っ先に念頭に置かれるべきことであり、であれば重症化の回避という観点で、インフルエンザの予防接種は不可欠なものであろう。

後悔先に立たず。
昨年我が家は家族全員インフルエンザの予防注射を受け、そして、長男のときと同様、二男も体調万全で試験に挑むことができた。


「かさね」の料理は図抜けて美味しい。

刺し身盛り合わせを皮切りに様々頂戴したが、この日特筆は、だだちゃ豆であっただろうか。
おでんでは、さえずりが出色であった。

もちろん〆は名物のカレーうどん。

日記を振り返れば、プレジデント・グリに率いられこの店を訪れたのがちょうど一年前の9月2日。
昨晩も9月2日。
図らずも同日に訪れていたことになる。
不思議なものである。

去年はグリの他、姜くんや、井上浄、章夫が同席していた。
皆で美人女将に挨拶した際の妙ちきりんなやりとりの光景が懐かしい。


この日、私の右横に座るのは鷲尾院長。

わしお耳鼻咽喉科では今年からインフルエンザの高感度検出機器が導入される。
富士フィルムが写真分野のテクロノロジーを検査技術に応用し開発した機器である。

この機器によって従来技術では適わなかった感染の早期発見が可能となり、症状が進行する手前でいち早く治療につなげることができるようになる。

十年ほど前、私も一度インフルエンザに罹ったことがある。
体調に違和感あったが無理して仕事に出かけ、具合は悪くなる一方、夕刻這うようにそこらにあった医院に駆け込んだ。
ウイルスが増殖し切った後での治療となったため、うなされ続けるような苦しい数日間を過ごさねばならなかった。
もちろん、仕事など一切手に付かない。

今なら変調覚えた瞬間わしお耳鼻咽喉科に出かけて検査を受け、万一羅患していても即座早いうちに手が打てる。

9月序盤なのに秋の気配がただよう2015年である。
例年より早足で冬が近づいてくるのかもしれない。

備えあれば憂いなし。
町には鷲尾先生がいる。
今年も家族皆健やかな冬を過ごせることだろう。

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