KORANIKATARUTOKIDOKI

子らに語る時々日記

良き情報のみが糧となる


教育産業ではなく教育行政側の人間からチラリと聞いた。
西大和の評価がめちゃくちゃ高いという。

教師がいい。
指導力が高く生徒へのケアが行き届いている。

提供するコンテンツが素晴らしい。
生徒の自主性を喚起しようとする各種試みにおいて学校に手抜きなく隙がない。

脱ガリ勉を図ってバラエティに富んだ取り組みを導入しつつ、当然のように勉強も疎かにせずしっかりとした学力を定着させている。
特にこの先のグローバル社会を見越しての英語に対する積極性には目を見張る。

つまりは、学校が負う課題と責任を真正面から受け止め、きちんと生徒を伸ばしている。


確かにそう思える。

学習のプロセスは小刻み丁寧に段階化され先生が熱心に目を配ってくれる。
課題は学校で済ませてくるので、親が介在する場面がない。
折々に催される行事は、日常の良きアクセントとして効果的に生徒に作用し学校を楽しいものにしている。

すべて一貫している。
例えば父兄への連絡ひとつとってもいい加減な対応など目にしたことも耳にしたこともない。

配布資料についてはプリントが配られるだけでなくネットで配信され父兄はいつだってアクセスできる。
行事の日程や連絡事項について行き違い生じることがあり得ない。

そりゃ誰だって入れば好きになるし、噂は広まり人気が高まるのも頷ける。

もちろん、百%はあり得ない。
どれほど手厚くても、生身人間の介在する相性の問題であるから、齟齬の生じる確率をゼロにはできない。
しかし、それはどこであっても起こり得ることであり、この学校においては特異で孤立的な例だと言えるだろう。

これらの徹底ぶりは、場当たり的な思いつきや各自別個の心がけなどで達成できることではない。
良き学校を体現させようとする創設者らの理念の強さがうかがえようというものだ。


他は見渡せば、甲陽がかなり熱心に中1から勉強させるという話を聞くくらいであり、我が母校星光など含め軒並み古き良き伝統を受け継ぐ姿勢は変わらぬようである。

それでよいとは思いつつ、標準レベル層にて中1で英検三級、中2で準二級、中3で二級へと着実に進む一群を見て知らぬ顔はできず、そのような在り方もしっかり視野に収め、自校色にだけ百%染まるのではなく他が持つ良き点についても前向きに取り入れるくらいの余白は必要であろうと考える。

そのためにも、情報交換が不可欠だ。
中学に入れば入ったで関心はその先へと向かい、良き情報のみが糧となる。

現状の取り組みや題材、その進捗具合などあれこれ聞いて、家庭単位であってもいいところは素直に真似する。
何も風変わりなことではなく、その姿勢こそが学びの基本と言えるだろう。

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