KORANIKATARUTOKIDOKI

子らに語る時々日記

ささやかな夢の実現

子らがともに留守であった。
夕飯は外で食べようとジョギングを兼ね軽く走って西宮北口のジュリエッタに向かった。

金曜の夜である。
すでに空席はないかもしれない。
その場合のB案について白紙のまま店に到着した。

杞憂であった。
これまで目にしたことがないほどの空き具合だ。

急に寒くなったからと店員さんは言うが今日が3月11日であることも何か関係しているのかもしれない。

横並びで座って白ワインを皮切りにし飲み始めた。

帰途のラジオで仕入れたばかりの知識をクイズにする。
なぜエレベータには鏡の設置が義務付けられているのでしょうか。

答えは言わずヒントを出すが、相手はどうやらエスカレータのことを頭に巡らせているとだんだん分かってくる。

噛み合わないやりとりを楽しみながら、ふと昔のことを思い出す。
大学生の頃のこと。
ある女子が言った。

週末になると両親は決まって食事に出かける。
話題の店などを夫婦揃って渡り歩くのが両親の趣味みたいなものである。

何気ない会話を通じ、一級建築士であるという当の女子の父親の姿を知的で洗練された風であるに違いないと想像しつつ、そのような夫婦の在り方もいいものであるなあと私は思い、その思いはくっきりとした理想像となって私の胸に刻まれることになった。

そして思ったことは、いつかどういう形でか実現していく。

このところはいろいろなことが落ち着いてきた。
それで夫婦で出かけ食事する機会が増えている。

共通の趣味として今後ますます外での食事は回を増すことであろう。
楽しみなことである。

ジュリエッタは何でも美味しい。

白のボトルに続いては、お店いちおしだという赤ワインをデキャンタで注文する。
これまた美味い。
すでに酔いは回っているが、さらにお酒が進むことになる。

赤が空いて、今宵の食事会はそこでお開き。
このところ家族でお気に入りとなった、ゆりやんレトリィバァについて話し合いつつ、家路についた。

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