KORANIKATARUTOKIDOKI

子らに語る時々日記

夢の宴は大団円を迎え、、、

武庫川をちょうど走り終えたとき着信があった。
待ち合わせの場所を指示される。
そこまでもうひとっ走りする。

家内が運転する車内で着替え向かうは甲子園球場。
観戦用のつまみの準備も整っている。

トラキチ二男を伴い一塁側四号門の階段を上がってゲートをくぐる。
目の前に異空間が広がる。
いつ見ても甲子園球場は美しい。

時刻は午後7時過ぎ、風がひんやりとし心地いい。
席につく。
座席はアイビーシートの6段目。
場面は5回表、メッセンジャーがちょうど1点取られ同点に追いつかれたところだった。

久々の甲子園大劇場。
神の子レベルの達人がボールを投げてバット振る。
曲芸の域の動きは3Dで見てこそその値打ちが理解できる。

目を見張るような巧さがそこら中に立ち現れる。
グランド袖で肩慣らしする選手のキャッチボールですら感嘆の対象だ。

この日圧巻は、ヘイグ、高山、鳥谷、江越の4連打。
流し打ちした江越の打球がぐんぐん飛距離を伸ばし右翼フェンスを直撃した。
球場の盛り上がりは最高潮に達した。

ゴメスのホームランも目にすることができ、抑えでマウンドに上がった高宮が初球で被弾したため怪人マテオの豪球まで拝むことができた。
マテオの入場曲が独特の旋律で耳について離れない。
この曲はマテオの巨体と相俟ってモスラの歌を塗り替えるほどの存在になるはずだ。

二男も久々の甲子園を堪能した。
痛快な勝ち試合であったし名物のカレーも食べたし大阪串かつにもありつけた。

大阪国歌の六甲おろしを皆で熱唱し、今夜夢の宴は大団円を迎えた。

無名一個のトラキチとなる喜び、甲子園でこそ味わえるこの解放感がたまらない。

人混みを縫って通りに出る。
家内運転の迎えのクルマに乗る。

熊本で大きな地震があって余震がいまも続いてるとテレビニュースで報じられている。
夢から覚めたみたいに、忘我の境地からたちまち現実へと引き戻された。

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