KORANIKATARUTOKIDOKI

子らに語る時々日記

所有権100%の時間にダイブする

淀川大橋に差し掛かったのがちょうど朝の5時過ぎ。
河岸の向こう、白み始めた空を背景に梅田ビル群が姿を現す。
幾つもの四角い輪郭が光によってくっきりとかたどられ、ひと際目を引く。

未明まで降り続いた雨の影響で川面は波立っているが、空気全体が清涼でとても穏やか爽快な朝である。

前夜007スペクターを観たせいか、ハンドルさばきが熟達の度を増したように思える。
男子すべてのファンタジー。
鑑賞後は誰だってなんちゃってジェームズに様変わりする。
似合う似合わないにかかわらず、その行動様式に一瞬誰もが染まってしまうのだから笑ってしまう。

明日からGW。
そう思えば清々しさが増してくる。

仕事の猛攻が一時止み、静か休戦の時間が訪れる。
てんやわんやで焼け野原化しつつある頭を手入れし態勢立て直すのに格好だ。

じっくり構えて見渡せば日頃は見逃すほつれもつれも容易に目に留まる。
そこをただせば秩序が回復、お盆までそれで乗りきることができる。

A3ノートと鉛筆だけ持って、所有権百%の時間のなかにダイブする。
ふわふわベッドに全身を預けるような心地よさ。
何の干渉もなく無制限、心ゆくまで自由遊泳が満喫でき、運が良ければ海底に眠る財宝とのお出合いもあるかもしれない。

うすらぼんやり、何が何だか分からぬまま駆け抜けてしまうには勿体ない。
まさに黄金の時間と言えるだろう。

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