KORANIKATARUTOKIDOKI

子らに語る時々日記

日曜夜には鍋が合う

日曜日、朝から試験勉強に勤しむ二人であったが夕刻には疲れ果てたようだった。
ひと目で分かるほどのグッタリ感。

では引き上げようと事務所を後にした。

手応えある充実の一日を過ごしたからだろう。
薄明かりの空のもと、並んで歩く彼らの顔がとても清々しい。

部活の帰りみたいに男三人連れ立ってコンビニに寄ってからクルマに乗り込み家路に着いた。

車内、兄弟二人で映画談議で盛り上がっている。
がいつの間にやら話題はピッザに移った。

ピッザ、ピッザと彼らの腹が鳴り響き、夕飯はピッザにしようと話がまとまったそのとき電話が入った。

今夜のメニューは、お鍋。
家内からの知らせであった。

子らに参政権はなく憲法の定めのとおり家内の決議は亭主のそれに優越する。
ピッザ案は無期延期となった。

しかし帰宅して、食卓を飾った牛肉を見て子らの顔は華やいだ。
ピッザは彼らの世界から消え去った。

序盤、互い牽制し合う男子であったが、結構な量が用意されていると分かってからは仲良く譲り合い牛しゃぶを堪能することになった。

日曜夜、家族で鍋を囲めば、誰もが饒舌となって話題は尽きない。
締めのラーメンは見守るだけであったがワイン一本飲み干して大満足の夕飯となった。
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