KORANIKATARUTOKIDOKI

子らに語る時々日記

月曜のラストを飾るに相応しい一場面

週の立ち上がり、月曜をなんとか乗り切った。
重量級の業務が嵩んで随所で摩擦大きく、とてもスイスイこなすといった風にはいかない。

何度も考え抜いて漏れなく抜かりないよう要件を整えていく。
ただ座っているように見え、頭を酷使するので実は骨折りな苦行の渦中にあるというのが実情だ。

休日と平日のギャップは大きい。
だから決まって月曜を前に、わたしの奥底眠るナマケモノ君が駄々をこねる。
その横面をビンタで張って叩き起こすのが月曜最初の儀式となる。

土俵にあがる前、自ら顔面をバチンバチンと殴打する力士のようなものである。
仕事の相貌に目をやれば、どの顔もふてぶてしい。
それくらいの勢いで臨まないと太刀打ちできない。

早朝もがけば、上手がとれる。
これまでの仕事人生を通じ、あっさりはたかれたりあっけなく押し出されたことは一度もない。

上手をとればこっちのもの。
明け方のまどろっこしいような葛藤はどこへやら。
役柄に徹する悪役みたいな冷徹さで仕事を次々片付けていく。

午後には週全般に渡っての見通しがついて、心は軽やかな暖気に包まれる。

だから月曜業務をしのいだ後の湯加減は格別だ。
この夜は浜田温泉で憩いの時間を過ごした。
そして、ほどよい時刻になって西北に向かった。

ガーデンズはすっかり冬の装いのイルミネーションで賑やか飾られ、立ち並ぶ樹木が色とりどりの光を放って街を更に華やいだものにしている。

湯上がりの夢見心地のまま光に包まれしばし待つ。

まもなく二男が現れた。
ここらで頻繁に彼をピックアップしたのは何年も前のこと。
当時とは段違いに大きい上背が光を帯びこっちに向かって真っ直ぐ歩いてくる。

なんだか街自体がキザな演出をしているかのよう。
月曜の一幕、THE・ENDを飾るに相応しいカットとなった。

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Father and son,  Audun Nygaard