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KORANIKATARUTOKIDOKI

子らに語る時々日記

息子が帰ってくる

連休最終日、夜行バスで二男が帰ってくる。
未明の時刻、熱々の風呂を沸かせる。

長距離を車中で過ごした後には何よりお風呂。
手足伸ばして湯に浸かるのが一番いい。

ほっと安堵の息つく二男の様子がありあり浮かぶ。

彼が関心示したジェイソン・ボーンも雁首揃えて映画少年の帰りを待ち侘びている。
床暖のうえ大の字になって寝そべって、窓外揺れる木々の緑を目の端にし見る映画は格別だ。

折々苛酷に立ち向かわせるが、迎えるときにはいつだって至れり尽くせりの我が家である。

昼は二男を連れハンバーガーを食べに行くのだと家内はこの日の豊富を述べている。
結構遠方にあるというから、詳細知らぬがよほど美味い店なのだろう。
長男もそのおこぼれに与るに違いない。

わたしは家内手作りのサムゲタン弁当でヘルシーに済ませることにする。
バーガー頬張る歳でもない。

そして夜はわたしも食材を持ち寄る。
家内が肉を焼き、わたしは寿司をとる。

食べ盛りの二男にとって山荘の食事は物足りないものであっただろう。
補って余りあるご馳走での歓待となる。

そして今夜のとりを飾るのは、勿論うなぎ。
こんがり焼けた大ぶりのうなぎ一尾がすでにスタンバイしている。
うなぎは二男の大好物。
その喜ぶ顔が目に浮かび、横で一緒に笑ってうなぎ頬張る長男の様子もついでに浮かぶ。

さあ食べろ、もっと食べろ。
これが我が家の愛情表現。

息子が帰ってくる。
我が家にとって息子を迎える以上に嬉し楽しく華やぐイベントはない。

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Arthur Leipzig: Divers, East River, 1948