KORANIKATARUTOKIDOKI

子らに語る時々日記

学ぼうという姿勢が最強

この日は明石にて業務。
五年以上継続しているが、何を隠そういつだって緊張のようなものを感じる。

 

うまくやろう。
そんな思いが自分を縛る。

 

こんなときは、その場面に臨む際の考え方を意識的に改める。

 

何かを学ぼう。
うまくいくかどうかは自らの制御外のことであって、時の運。
どうであろうと、そこから学んで糧を得られれば御の字だ。

 

学ぼうという姿勢が最強で、次第心落ち着き、どうせならその場面を楽しもうとの余裕も生まれる。


もちろんそれで緊張が雲散霧消する訳ではないが、緊張だけに乗っ取られるような窮屈さからは脱することができる。

 

不思議なものでその場面に入れば、ひとりでに何かが作動し始める。

 

ボールが止まって見えるというのに近いのかもしれず、しかしこれは自分の域を越えている。


何かがそのとき憑依した、というのが、荒唐無稽なようではあるが最もその状況を説明するのに的を射ているという気がする。

 

結局、今回も例年通り思った以上にうまくいった。

 

任務を終え駅に向かうタクシーのなか湧き上がる充実の思いにしびれさえ感じる。
これだからやめられない。

 

明石駅周辺の景色は様変わりしていた。
駅前のビルに向かって歩いて、目が合った居酒屋の暖簾をくぐった。


まもなく桜は満開、雨にけぶる明石でちょいと一杯と洒落込んでもバチはあたらない。
居酒屋風情にしては刺身のレベルが高く、特にハマチとタコブツは強く印象に残った。

 

そして、明石と言えば、玉子焼き。
家族所望の松竹は目と鼻の先にある。
持ち帰りの品が焼けるまでの間、自身も食べる。

 

明石まで電車で一時間もかからないが、ちょっとした旅気分を味わえる。
なんだかぶらり遊びに来ただけのようにも思えてきて、わたしはビールをお代わりした。

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Roger-Viollet, Paris , 1912.