KORANIKATARUTOKIDOKI

子らに語る時々日記

寝不足になって眠りのありがたみが骨身にしみる

寝付きすこぶるよく不眠とは縁遠い。

が、この日は横になったもののなかなか眠れなかった。

 

日中たっぷり活動し風呂にもゆっくり入ったので瞼は重くカラダは眠りへと移行したくてたまらないのだが、意識がここに留まって向こう側に行く気配がない。

時間だけが過ぎてゆく。

 

こんなことは滅多にない。

大事な試験を前にしての学生時代以来のことである。

 

裏を返せば、至って平穏無事、呑気太平楽な社会人生活とも言える。

 

横に眠る二男の寝息を聞きつつ、楽しいことでも思い浮かべてその隙に眠りの静寂に滑り込もうとはするが首尾よくいかない。

なわとびに入るタイミングを失って足踏み続けるどんくさい子どもみたいに寝返りをうつばかりでもどかしい。

 

気がつけば夜は終わりつつあり明け方に差し掛かっている。

 

眠ってないので眠いまま。

無事に一日を過ごせるのか不安が募る。

週の序盤からかなりハード、予定盛り沢山な一日である。

 

と、目覚ましが鳴って二男が起きた。

朝の5時。

夜は終わったのだった。

 

わたしも起き出す。

こう見えて年季積んだ職業人。

眠いくらいなんでもないことである。

 

そう言い聞かせ、職場へとクルマを走らせた。

 

そして持ちこたえ、待ちわびた終業の時間。

客先を一歩出るとあらかた雨はあがっていた。

 

この日予定した仕事をすべてやり終えることができた、そんな充実感を覚えつつ帰途につく。

 

さあ、寝よう。

風呂入って思う存分、たっぷり寝よう。

 

眠りへの憧憬が込み上がる。

寝ることにこれほど思い焦がれたことはない。

 

一抹の不安はあるがおそらく今夜はゆっくり眠れるのだろう。

少し早いが、おやすみなさい。

f:id:KORANIKATARUTOKIDOKI:20171016181839j:plain

Jeremy Mann, Manhattan Nights