KORANIKATARUTOKIDOKI

子らに語る時々日記

三拍子そろった料理上手

雨模様の土曜日、子どもたちを学校に送り出し夫婦で出発。

宝塚から中国自動車道に乗り三田西インターで降りる。

 

目指すは篠山市役所今田支所。

そこが第40回丹波焼陶器祭の会場であった。

 

約1時間ほどで到着。

 

食材に満ちる収穫の秋の丹波である。

丹波焼だけではなく、栗や黒枝豆はもちろんのこと、米も買うであろうし旬の野菜も肉も買う。

 

器を含め食にまつわる買い出しのための遠出と言えた。

 

しかしあいにくの雨。

クルマを停めて辺り界隈を歩きに歩くつもりであったが雨脚強くあきらめるしかなかった。

 

売り切れる前にまずは確保と栗と黒枝豆を買ってクルマに積む。

それからゆっくりいろいろな窯の作品を見て回り、家内の買物につき従った。

 

天六のいんちょが家族とご両親を連れやってくる10時過ぎにはあらかた買物の用事は済んでいた。

そもそも丹波の陶器祭のことを教えてくれたのは天六のいんちょであった。

 

電話で様子を確認すると、同じ立杭でも異なる会場にクルマを停めたとのことである。

雨も降って混み合いクルマ停めることもままならない。

 

天六のいんちょから、今度また、とメールが届く。

さすがに33期同士。

状況判断が互い違わず同じ結論。

ではお先と告げ、一足先にわたしたちはそこを後にした。

 

続いて目指すは三田牛。

昼食を兼ね肉のマルセに向けクルマを走らせた。

 

陳列される品々をひととおり眺めてから道路向かいにあるマルセ直営の藍屋に入った。

 

当然のごとくステーキを頼もうとすると家内が言った。

向かいの店で買えば安く済みたくさん買える。

ステーキは買って帰って家で焼けばいい。

 

主婦の鏡とも言える手堅い発言であり、下手すれば家内が焼いた方が美味しいかもしれないとの考えも後押しし、その意見に従うことにした。

 

それでランチメニューである焼きしゃぶセットを注文し、手元置かれた溶岩で肉を炙って食べたのであったが、かなり美味しくて驚いた。

 

昼を済ませ、マルセの脇で営業している屋台の店、マルセ食堂では串焼きを買い求めた。

予感したとおり。

その完璧な美味しさに、夫婦ふたり、まるで南国の観光客みたいに陽気な声をあげ感嘆することになった。

 

肉を素通りする手などあるはずがなかった。

ステーキの他に焼肉用の牛肉も仕入れ各種野菜も買い求めた。

 

食材をたんと乗せ家路につき、肉を食べた分だけ運動しようと二人でジムに向かった。

 

たっぷりカラダを動かし汗を流し、ワインを手に入れて帰宅。

上の息子は外出中で、下の息子も外出中であった。

 

一日動いて疲れているはずなのに、家内はすぐに夕飯の支度に取り掛かった。

 

買ったばかりの器に今夜のメニューが盛り付けられる。

わたしは白ワインを開け二つのグラスに注いだ。

 

黒枝豆は当然に美味しく、空芯菜や万願寺とうがらしといった野菜勢も絶品であった。

なんでこんなに美味しいのかと尋ねると、天満市場で買ったパキスタンの岩塩が隠し味になっていて鉄鍋で炒めたから風味がいいのだと言う。

 

手抜きなく手際よく手が込んでいる。

まさに三拍子揃った料理上手と呼ぶにふさわしい。

 

いよいよ日曜夜は、ステーキが焼かれることになる。

ワインは赤が開けられることになるだろう。

 

三田牛と三拍子に子らは舌を巻くに違いない。

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